医療法人社団翠松会たけだメンタルクリニック

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ペアレントトレーニング

観察上手になろう・褒め上手になろう

~ ペアレントトレーニングで「わが子の心をはぐくむ名人」に ~

ペアレントトレーニング

ペアレントトレーニングは、じっとできない・ずっとおしゃべりしてしまう・すぐに手が出てしまうなど、多動性・衝動性が高いADHDの特性があるお子さんを育てているお母さん向けの行動療法プログラムです。

ペアレントトレーニングの目的は、わが子の持つ困難さを理解しわが子の行動に注目することで親と子がより良いコミュニケーションで家庭生活を送れるようになることです。
お母さんの声かけでこどもの行動が変化する経験を少しずつ積み上げていき、子どもの行動を変えることができるという自信を持っていだだけることを目指します。

注意欠如多動症(ADHD)

 ADHDは生まれつきの脳機能の障害から生じる発達障害の一つです。主症状は不注意、多動性、衝動性の3症状だといわれています。ADHDは、生まれつき持っている特性で、そうでない人でもある程度持っている特徴ばかりです。ただ、その特性の激しさが通常よりずっと目立っているということにすぎません。

またADHDの子どもは、素晴らしい長所あるいは強みを持っています。平均よりずっと人間好きで人なつっこく、評価され褒められるともっと褒められようと頑張る傾向がとても強いという特徴があり、さらに、ことに臨んで決断が早く、状況に応じてパッと動けるというフットワークの軽さも特徴です。

弱みを治療しながら強みを伸ばす、ADHD治療はこの一言に尽きるといっても過言ではありません。

ADHDのこどもと親の陥りがちな悪循環

子どもの問題行動→それを見た親は𠮟ったり時には罰を与える→𠮟られた子どもは自信を失い意欲が低下し反抗する→親は「何でうちの子は」と落ち込みイライラする→その親の姿をみた子供はさらに不安をつのらせる

日常的に「なんでこんなことするの?」「また同じことやってる!」ということが続くと、この図のような悪循環に陥ってしまいます。この悪循環は抑うつ、不登校、反社会的行動、心因的身体症状等の二次障害の培地になってしまいます。

親は「あまり叱りたくない」「ほめてあげたい」と思っていても、情緒的になかなか難しくなってしまいます。

ADHDのこどもの特性---注目されるのが大好き---

ADHDの子どもは,注目されるのが大好きという特性があります。この特性から注目された行動は増え、注目されない行動は減っていきます。

行動療法では、親の注目のパワーを最大限に活用します。
 「注目を与える(ほめる)→うれしい→好ましい行動が増える」
 「注目を取り去る(無視する)→がっかりする→不適切な行動が減る」

振り返ってみると、兄弟で仲良く遊んでいるのを見ても、それが普通だと思って声はかけません。しかし、兄弟ゲンカをして下の子を泣かせた時はすぐに飛んでいって叱ります。好ましい行動をしている時に注目を与えず、好ましくない行動をしている時に否定的な注目を即座に与えている、ということが意外に多いのではないでしょうか。

ペアレントトレーニングでは子どもの「行動」に注目し効果的な関わり方を学んでいきます。

ペアレントトレーニングでは①「行動」に注目すること、②「行動」を好ましい・増やしたい行動、困った・減らしたい行動、認めがたい行動の3つに分類すること、③分類した「行動」への対応のスキルの習得を目指します。子育ての最前線に立つお母さんは、我が子のADHDの特性に直面し孤立追い詰められた思いになることも多いと思います。ペアレントトレーニングは、同じ悩みを持つお母さんと出会う場でもあり、安堵感を感じ心の安定にもつながります。

ペアレントトレーニングで目指す善循環

子どもの行動に注目→好ましい行動をみつけて親はほめる→ほめられた子は達成感を覚え自信意欲が増し好ましい行動が増える→親の心は安定しほめ上手になる

講師プロフィール

齊藤 万比古(さいとう かずひこ)
医学博士 サイコセラピー学会理事長 日本AD/HD学会理事長 前日本児童青年精神医学会理事長。

千葉大学医学部卒業。国立精神・神経センター精神保健研究所児童思春期精神保健部長、精神科部門診療部長、恩賜財団母子愛育会 総合母子保健センター愛育病院小児精神保健科部長を経て愛育研究所児童福祉・精神保健研究部部長、愛育相談所所長。数多くの臨床例に基づき発達障害と不登校について研究を重ねる。

カリキュラム

行動への注目、行動の分類、行動への対応の各スキル習得と要所での振り返りを含め計11回のプログラムを予定しています。すべてにご参加いただくことで効果が最大化するよう設計されています。

  • 第 1回:子どもの"行動"に "注目"しよう
  • 第 2回:行動を3つのタイプに分ける
  • 第 3回:上手な褒め方・上手な無視(のふり)の仕方
  • 第 4回:スペシャルタイムを作ろう
  • 第 5回:前半の振り返り
  • 第 6回:子どもが従いやすい指示の出し方」
  • 第 7回:ごほうびタイム
  • 第 8回:リミット設定と警告+タイム
  • 第 9回:学校連携と診断名告知
  • 第10回:全体のまとめと振り返り
  • 第11回:ブースターセッション
  • ※テーマと内容は変更になる場合があります。

プログラムの内容

レクチャー

前回の復習、ホームワークの解説、テーマの解説、行動の出るメカニズム、対処法などを学びます。

ロールプレイ

レクチャーで学んだ対処法などを実際に参加者同士でのロールプレイで体験します。こどもの役も演 じこどもの感じ方も体験します。

ホームワーク

学んだテーマについて課題をお出しし、実際にご家庭で取り組んでいただきます。次回のプログラムの最初に振り返りを行います。

プログラム要項

対象の方

幼稚園・保育園の年中~小学生までのADHDの診断を受けたお子様のお母様。
原則全回参加できる方で、お母様同士のお話し合いに参加できる方。
※お子様に主治医がいらっしゃらない場合は、ガイダンスで状況をお伺いし受講の適否を判断いたします。

期間

左記の日程で1クール11回(1ヶ月後のブースターセッションを含む)
午前10時~12時の1回90分~120分を予定しています。

費用

1回6,000円(テキスト代を含む)
その都度会場でお支払い下さい。
1クール合計66,000円

お問い合わせ

たけだメンタルクリニック初診予約専用ダイヤル

 047-365-8800

【受付時間】9:00~12:00 14:00~17:00
※木曜・土曜午後・日曜祝祭日は受付をお休みさせていただいております。

次回実施予定

平成31年9月スタートを予定しております。

会  場

たけだメンタルクリニック【本院】ショートケアルーム
千葉県松戸市本町14-18 松戸トシオビル3階
 047-365-8800